おすすめ!本物のエキストラバージンオリーブオイブの選び方!

オリーブオイルについて

こんにちは[オリーブオイルのある食卓]を運営しています

日本オリーブオイルソムリエ協会認定

ジュニアオリーブオイルソムリエの

Tavola Felice(タ―ヴォラ フェリーチェ)です。

オリーブオイルの素晴らしさを知っていただくために、

日々勉強をし皆様の食卓が少しでも幸せを感じてもらえれば

うれしく思います。

最後まで是非お読みください。

さて今回はオリーブオイルの品質を保証する原産地呼称などを
お伝えしていきたいと思います。

その原産地呼称という言葉・マーク等
見たこと聞いたことはありますか?

原産地呼称やマークの意味を細かく解説していきます。

見ただけでわかるマークはオリーブオイルの瓶に
貼ってあり覚えていると一つの判断材料になります。

その他オリーブオイルの瓶を見ると情報がいっぱいのっています。

では早速いきましょう!

EUの産地呼称制度について

EUが定める産地呼称制度にはDOP・IGP・BIOといろいろあります。
それぞれの表記をわかりやすくご説明していきたいと思います。

オリーブオイルを購入する際の一つの目安になればうれしいです。

では順番に行きましょう!

DOP (Denominazione di Origine Protetta)(原産地保護呼称)

オリーブの栽培地は地中海沿岸を中心に広がってます。
日本はもとよりアメリカ・オーストラリア等世界各地にも広がっています。

前回も書いていますが世界のオリーブオイルの生産量の
第1位はスペインです。
世界全体の生産量の約35%ぐらいを占めています。
2位はギリシャで3位がイタリアとなっています。

生産量世界35%のスペインですがオリーブオイルの品質を保証する
原産地呼称(DO)制度をスタートさせたのは、
EUが原産地呼称保護(DOP)制度をスタートさせる
10年も前にどこの国よりも早くスタートしています。

DOPはワインに於けるDOCと同様な規格です。
搾油されるオリーブの産地・品種などのすべての
工程が同地域ですべて行われる
ことを規定するものです。

IGP (Indicazione Geografica Protetta) (地域保護表示)

IGPは「特産品保護指定とも呼ばれています。」
こちらもワインに於けるIGTと同様な規格です。
DOPを導入できなかったトスカーナを中心とした規格です。
この制度規制はDOPより緩いものですが、
トスカーナのブランド力や政治力でDOPと同等の権威を持つとも
言われています。

BIO (Biologico) (有機認証)

有機栽培でのオリーブによるもので、
当然有機栽培以外のオリーブは使用できません。
自動的に原産地の保護を兼ねる規制です。
政府の経済的な支援を受け発展してます。

スペインの原産地呼称保護制度について

スペインではEUの原産地呼称保護制度(DOP)の開始10年前に
原産地呼称(DO)を先行してスタートさせていました。

(DO)も(DOP)と同等に扱われています。
現在30以上の地域で原産地呼称地域として認定されています。

スペインの主な原産地呼称保護地域

シウラナ
地中海沿岸で早くから指定された地域です。
オリーブの品種はアルベキーナが主になります。

シエラ・デ・セグーラ
ハエンの指定地域です。
古くからオリーブの栽培をしてきた地域となります。
オリーブの品種はピクアルが主になります。

 

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イタリアの主な原産地呼称保護地域について

イタリアでは統制品質表示が実施され原産地呼称保護DOPの指定は
約40か所以上となってます。
地域表示保護IGPの指定地域は4か所が認定されています。
原産地呼称の名称を名乗るには指定品種の収穫・搾油をしその規格に
物でないと認可を受けられません。

イタリアの主な原産地呼称保護地域

北部
リグーリア州・ヴェネト州・ロンバルディア州
観光地としても有名なリビエラにあるリグーリア海岸線のオリーブ栽培地。

オリーブの品種はタジャスカ種が主になります。

中部
トスカーナ州・マルケ州・ラッツォ州
トスカーナ州はイタリアの中では生産量は少ないですが、生産地としての
歴史がないこともありすごく有名な産地なっています。

オリーブの品種はモライオーロ・フラントイオ・レッチーノが主になります。

南部
プーリア州・カンパーニャ州・シチリア州・カラブリア州
南部はイタリア最大の生産地なります。
プーリア州・カラブリア州でイタリアの全生産量の約75%程となります。

オリーブの品種はコラティーナ・オリアローラが主になります。

ギリシャについて

ギリシャの生産地はほぼ全土にわたって栽培されています。
世界最大の消費量を誇るギリシャですが、特にクレタ島では
一人120リットルともいわれています。

オリーブの品種はコロネイキ種が全体の半分を占めています。

まとめ

どうでしたか?

オリーブオイルを購入する際にDOP・IGP・BIOなどのラベルは
一つの目安になるかと思います。

少しはお役に立てそうですか?
少しでもお役に立てばうれしいです。


国や品種や収穫の時期等で風味や香りが違ってきますので、
私もいろいろなオリーブオイルを試して自分好みのオリーブを探しています。
皆様も自分のベストなオリーブオイルを探してみてはいかがでしょうか?

次回は収穫時期や収穫方法のことについて書いていきます。

最後まで読んで頂きましてありがとうございます。
またよろしくお願いします。

Tavola Feliceのネットショップも合わせてご覧ください
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