こんにちはTavola Felice(タ―ヴォラ フェリーチェ)です。
今回はエキストラバージンオリーブオイルの生産国によって
どういった違いがあるのかを見ていきたいと思います。
スタートはスペインからです。
スペインといえば世界第1の生産国として以前のブログで
ご紹介をしましたね!
関連記事はこちら↓
今のアンダルシア地方がオリーブの産地として有名です!
そんなスペインの産地を細かく見ていくと、
オリーブ産地はレリダを中心とする北部のカタルーニャ地方
南部のアンダルシア地方と大きく分けることができます。
ではスペインの中での北部と南部に分けてみていきましょう!
北部
カタルーニャ地方は地中海に面しており、イタリアのリビエラ、
フランスのコートダジュールで有名なニースから地中海の
沿岸に沿って西にあります。
沿岸から内陸に向かってオリーブ農園が続きます。
農園の中心はレリダで周辺には、シウラナ・フランス国境沿いに
あるオリ・デ・エンポラーダが原産地呼称保護地域となっています。
*原産地呼称保護地域は以前もブログに書きました。
カタルーニャから地中海沿いにさらに南下した
バレンシアも産地としても有名です。
北部の主要品種
スペインの代表的な品種は私が好きなアルベキーナが
有名ですね!
カタルーニャといえばアルベキーナというぐらい有名です。
特徴はトマトや青りんごのようなさわやかな香りがあり、
アーモンドのような甘味も同時に感じる風味が特徴です。
南部
ハエンとバエナを中心とするアンダルシア地方はスペイン最大の
オリーブ産地となります。
ハエンはスペインのオリーブの聖地とも言われています。
生産量はスペイン全体の70%から75%とかなりの生産量を
占めています。
この地は昔からオリーブの一大産地でした。
夏は暑く冬は寒冷な気候はオリーブ栽培にはとても最適な土地と
なります。
南部の主要品種
ピクアル・・・スペインでもっとも多く栽培されている品種で、
ハエンの90%はこの品種といわれています。
フルーティでありながら苦みもある深い風味が特徴です。
ピクード・・・コルドバやバエナの指定品種になります。
フルーティな風味が特徴です。
まとめ
いかがでしたか?
今回はスペインのエキストラバージンオリーブオイルを
特集してみました。
こういった内容の記事を書くにあたって当然いろいろ調べ、勉強を
して書いているのですが、それがめちゃくちゃ勉強になるんです。
記事を書くことで再認識もでき、
データーとしても残ることが非常にうれしいです。
日本で考えても同じで、例えばリンゴ・ブドウなどなんでもいいのですが、
産地によって・作り手によって違ってきますよね!
このようなオリーブの奥深さがとても魅力的だと思います。
皆様がスーパーやネットなどで買われるときに少しでも、
思い出してお役に立てればと思っています。
最後までお読み頂きましてありがとうございます。